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ハッピー・バースデー! イアン・マクドナルド!

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Ian McDonald


溢れるばかりの音楽的才能を持った人物というものが、この世にはいるものですが、私はイアン・マクドナルドの才は傑出していたと考えています。
その音楽センスには、驚かされるばかり。
キング・クリムゾンやフォリナーのメンバーとして知られるイアン・マクドナルド。
今日、6月25日は誕生日に当たります。

イアン・マクドナルドは、1946年生まれですので、73歳となりました。

プレイヤーとして、作曲家として、音楽に生命を吹き込みつつ、新たな世界観を確立していったのがイアン・マクドナルドではないでしょうか。

とにかく多才な人で、サックス、フルートなどの管楽器はもちろん、キーボードもこなし、メロトロンを奏でたことでも非常に有名ですね。
また、あのロック史上における金字塔とも呼ばれるキング・クリムゾンのファースト・アルバム、『In The Court Of The Crimson King(1969年)』では、非常に重要な役割を果たしています。

キング・クリムゾンといえば、その頭脳はロバート・フリップだと言っていいと思いますが、イアン・マクドナルドの感性と才能が、あの名作に叙情性を加えたことにより、不朽の名作に仕上がっていると私は思います。

キング・クリムゾンを脱退した後には、1970年にアルバム『McDonald And Giles』を発表しており、これがまた凄い!
私は、ロック史における影の傑作といえば、このアルバムが入って来ると思っているほどです。
天は、イアン・マクドナルドに多くの才を与えた。
その彼が残した作品達が、今も私を魅了してやみません。
感謝ですね。
重ねてイアンに、おめでとう!と、言いたいと思います。

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