ビートルズのメンバー達が生まれ育ったリバプール。
その郊外にあった戦争孤児院がストリベリーフィールドです。
孤児院としての役割は終えていますが、いまだに門壁等は残っており、ビートルズファンにとっての観光スポットのひとつになっています。
ジョンの傑作ともいえるストロベリー・フィールズ・フォーエバーは、間違いなく、この孤児院をモチーフに創られたものでありましょう。
この曲に触れるとき、不思議なことに、常にお伽話の中に身を投じたような気分になります。
まさに幻惑、幻想の世界。
ジョンが、この詩に込めた思いとは何だったのか?
私は、常にそれを探し続けて来たような気がします。
物語性に富んだストロベリー・フィールズ・フォーエバー。
流れるような歌詞は、そのすべてが、心に入り込んでくるようです。
特に、私が好きなくだりは、この部分。
Living is easy with eyes closed
Misunderstanding all you see
奥深い、あまりに奥深いと実感するのです。
生きている意味をも問いたくなるナンバー。
まさに、ストロベリー・フィールズ・フォーエバーは、永遠に消えることのない名作だと言っていいと、私は思っています。
ジョン、その傑作中の傑作ですね。