ロック史に永遠に刻まれ、未来永劫語り継がれるであろう鬼才。
ジャック・ブルース。
最もよく知られているのは、あのクリームのベーシストにしてボーカルであったことだと思います。
今日、10月25日は、そのジャック・ブルースが天国へと召された日。
心からご冥福をお祈りします。
私にとってジャック・ブルースは、特別な存在であります。
演奏者という意味でいえば、自分が最初に大きな影響を受けたカリスマ。
というのも、私自身はギターをプレイしていましたが、中学生時代にバンド結成の話が持ち上がった際、ベースを担当する人がおらず、私がベースをプレイすることになったからです。
クリームといえば、60年代のごく短い間ではありましたが、革命的な演奏、ステージを実現し、世界を驚愕させたトリオ。
とりわけ、ジャック・ブルースのベースプレイには、多くの人々が度肝を抜かれ、後年にわたり、無数のプレイヤー達に影響を与え続けています。
まるで、ギター担当のエリック・クラプトンとバトルをしているかのようなベースプレイ。
かみつくようなボーカルと。
そんなジャック・ブルースですが、音楽の下地はクラシックにあります。
王立スコットランド音楽演劇アカデミーに学び、チェロ奏者としても知られています。
ジャック・ブルースが語る映像も残っていますが、影響を受けたベーシストはいないが、あえていえば、バッハだと言っておりました。
そのへんが、非凡なところですね。
私にとって、ジャック・ブルースは、ヒーローであり、アイドルでした。
いまでもそうです。
ジャック・ブルースが天国へと渡っていったのは、2014年10月25日。
今日は、ジャックが残したナンバー達を流し続けたいと思います。
安らかに。
RIP