グレッグ・レイクといえば、私の青春時代において特別な存在でもありました。
幅広い活躍をしたアーティストでありますが、その名を世界に知らしめたのは、やはりキング・クリムゾンのオリジナルメンバーとして、あの脅威のデビューアルバムを発表した時だったと思います。
ベーシストとして、ギタリストとして、またボーカリストとして、多くの名演を繰り広げたグレッグ・レイク。
今日、12月7日は、その命日にあたります。
グレッグ・レイクが亡くなったのは2016年のこと。
あれから2年が経っています。
プレイヤーとしての才能も素晴らしいものがありますが、私がまだ若い頃、グレッグ・レイクに惹かれたのは、その声の良さでした。
歌い方なども、よく真似をしていたもの。
キング・クリムゾンのメンバーとしては、ファースト、セカンドアルバムに参加し、その後エマーソン・レイク&パーマーのメンバーとして、世界的な人気を誇るようになっていきます。
まさに、60年代後半から70年代を代表するアーティストの一人だと言っていいと思います。
ライブでのステージでは、時折ギターを手にバラードをも披露したグレッグ・レイク。
実に味わい深い歌声だと、いまでも実感します。
グレッグ・レイクが亡くなったとの報を受けたとき、私は何とも表現し難い寂しさに襲われました。
今日は、彼が残した作品の数々に包まれて過ごしたいと思います。
安らかに眠れ。