ロック史に、その名を刻むギタリストは多々あれど、そんな中でもデュアン・オールマンは、極めて特別な存在だと、私は思っています。
実際、私自身、デュアン・オールマンのプレイからは、多大なる影響を受けました。
壮大且つドラマティックなギター・プレイは、今もなお色褪せることはありません。
1971年の今日、10月29日、デュアン・オールマンは、その生涯を閉じます。
24歳という若さでした。
今おもえば、20歳代前半にして、あれだけのギタープレイが出来るというのは、信じがたいことだと。
Sky Dogというニックネームを持つデュアン・オールマン。
その奏でるギターは、まさに天駆ける犬の如し。
デュアン・オールマンといえば、まず思い浮かぶのは、弟のグレッグ・オールマンと共に結成したオールマン・ブラザーズ・バンドでの活動だと言っていいでしょう。
偉大なるバンド。
また、デュアン・オールマンは、セッション・プレイヤーとしても、偉大なる業績を残しています。
その最たるものは、デレク・アンド・ザ・ドミノスのレコーディングに参加し、不朽の名盤と呼ばれるレイラを生み出したことが上げられます。
あのロック史に残る名盤は、デュアン・オールマンの参加がなかったら、違う形になっていたかもしれない。
デレク・アンド・ザ・ドミノスに在籍していたエリック・クラプトンも、デュアン・オールマンには強く触発されたようです。
デュアン・オールマンが、天国へと旅立った日。
死因は、オートバイ事故によるものでした。
どうぞ、安らかに。
RIP