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虚空のギタリスト ピーター・グリーン

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Peter Green


ピーター・グリーンのことを書いてみたいと思います。
正直にいえば、私はピーター・グリーンが、ここまで長い音楽キャリアを送るとは、微塵も考えていませんでした。
嬉しい誤算です。

ピーター・グリーンは、1946年10月29日生まれ。

お詳しい人でなければ、ピーター・グリーンが、あのフリートウッド・マックの創設メンバーであったことをご存知ないかと思います。

ピーター・グリーンが、ギタリストとして脚光を浴び始めたのは、1966年のこと、エリック・クラプトンの後任として、ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズに加入したことかと思います。

ただ、エリック・クラプトンの後継として注目を集めたものの、プラスの要素ばかりではなかったようです。
何かとエリック・クラプトンと比較をされることも多く、真の実力を評価されにくかったという側面も持っていたと思われます。

ピーター・グリーンはピーター・グリーンなのですが、どうしてもエリック・クラプトンというビッグネームが、立ちはだかってしまったと言えそうです。

私が、ピーター・グリーンを知った時期には、ドラッグ等により消息不明に近い状態であり、一時期は、墓堀職人をしている・・・という噂まで立ったほどでした。

そんな中、1979年に、ピーター・グリーンが、ソロアルバム、’In the Skies’(邦題:虚空のギター)を発表した際には、私こと、すぐさまレコード店で購入したものです。

率直に、いいな!と、感じました。

当時のアーティストは、ドラッグに染まるケースが多かったものの、ピーター・グリーンは、重度の症状に冒されていたと聞きます。
そんな彼が、長い音楽キャリアを送ることになるとは。

どこか影を感じさせる存在。
ピーター・グリーンの魅力は、そこにあるのかもしれません。

その奏でるギターの調べの如く。

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