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ミッジ・ユーロとウルトラヴォックス

投稿日:

Midge Ure


日曜日の夜。
今日も一日が終わろうとしています。
眠りにつく前には、何かしらの音楽を聴くことが習慣ですが、今宵は久しぶりにミッジ・ユーロのナンバーに触れたくなりました。

ミッジ・ユーロといえば、ウルトラヴォックスのボーカル&ギターとしての活動が有名かと思います。
ソロでも、なかなか良い作品を出していますね。

また、そのキャリアにおいて、大きな転機となったひとつは、ボブ・ゲルドフが中心となって開催されたライブ・エイドの企画に携わったことでしょうか。
以降、ミッジ・ユーロは、多くのチャリティーに参加しており、社会への貢献も果たしています。

さて、ウルトラヴォックスといえば、バンド自体が活動を開始したのは1975年からのことになります。
シンセサイザや当時話題になったシーケンサーを巧みに導入したのも、彼等の功績かと思います。

それでいて、変にテクノ風味はなく、バンドのサウンドに上手く融合させていたのが、彼等の特徴かと。

一方、ウルトラヴォックスのサウンドが洗練され、より世界的に評価を高めるのは、オリジナルメンバーであるジョン・フォックスが去り、ミッジ・ユーロが参加して以降のことになると思います。
とりわけ、1980年に発表されたVienna(ヴィエナ)は、大ヒット、話題作となりました。

ミッジ・ユーロと申しますと、個人的には、ソロとして発表したAnswers to Nothingも、私はとても気に入っています。
何せ、ゲスト・ボーカルにケイト・ブッシュが参加しているのですから。
このへんは、ミッジ・ユーロの交友関係の広さを見ることができます。

ロック界には、そのサウンドの傾向として、時代、時代でムーブメントが起きますが、プログレでもなく、パンクでもなく・・・と、最新のテクノロジーを駆使しつつも、独自の世界観をつくったミッジ・ユーロの功績は小さくないと、私は思います。

いろいろなことがこなせるマルチな才能をもった人という印象もあり、逆にその部分がマイナス要素になりかねませんが、純粋に聴いてみると、やはり良いサウンドを構築していることが、再認識されます。

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