一般的に、イーグルスの代名詞とも呼べる作品といえば、Hotel California(ホテル・カリフォルニア)でしょうか。
根強いイーグルスファンの皆さんにとっては、いやいやもっといい作品があるよ!ということになりそうですが。
いずれにしても、名曲、名盤だと思います。
イーグルスにとって5作目のアルバムとなったのが、ホテル・カリフォルニアで、1976年にリリースされています。
このアルバムの冒頭を飾るのが、アルバムのタイトルとなったナンバー。
印象的なギターによるイントロからはじまり、歌詞もまた意味深で、いろいろな解釈がなされてきた作品だと思います。
個人的な思い出としては、高校生のとき、同級生から頼まれて、ホテル・カリフォルニアのベースを担当したことがあります。
とある音楽オーディションに応募するためでした。
一応、本大会まで残ったのですが、本大会直前に私が入院をするという予期せぬ事態に・・・。
今でも忘れられません。
ところで、当時からホテル・カリフォルニアについて、疑問に思っていたことがありました。
まったく単純なことであり、奥深くもありません。
サビの部分で、’Welcome to the Hotel California’という歌詞が出てきますが、この中の「the」の発音のことです。
「ザ」ではなく、どう聞いても「ジ」と歌っている・・・。
こんなことを考えるとは、私も余程閑だったか?物好きだったか?
英語に詳しそうな人に、いろいろ訊いてみました。
それぞれ、「これこれ、こういう理由ではないか」と、意見をくれまして、なるほど!と、思ったわけですが、私が最も合点が行ったのは、次のような答えをくれた人の意見でした。
英語圏の人は、「H」の発音を省略する場合が多い。
だから、「Hotel」の「H」を除いて、「O」にかかるから母音となり、ゆえに「ジ」と言っているのではないか・・・という説でした。
これが正解か?は、分かりませんが、私の中では、結構納得してしまいました。
それにしても、イーグルスというバンドは、力むこともなく、さらりと演奏、表現しますが、いざやってみると難しいですね。
特に、コーラスの味わいは、なかなか真似ができません。
久しぶりに、イーグルスのことを思い出したもので、一筆書いてみました。
70年代を代表するビッグ・ヒット曲だと言っていいと思います。