お祝いのメッセージが一日遅れになってしまいましたが、5月12日は、スティービー・ウィンウッドの誕生日でした。
おめでとうスティービー!
ウィンウッドは1948年生まれですので68歳になったのですね。
ビートルズとほぼ同じ世代であり、ロックシーンを支え続けて来た一人です。
いまだにボーカル、楽器演奏ともに健在で、素晴らしいステージを見せてくれます。
また、ビートルズとの関連性でいえば、ウィンウッドはエリック・クラプトンとパートナー関係にあり、幾多の名曲を残しています。
ウィンウッドは、キャリアの途中で呼び名をスティービーからスティーブに変えていますが、私としては世代的にどうしてもスティービーのほうがしっくりきます。
所属したバンドとしてはトラフィックが最も有名かと思いますが、私個人としてはブラインド・フェイス時代が非常に印象に残っています。
ウィンウッドは、本来はキーボード、特にオルガンが得意ですが、ポール・マッカートニー同様、マルチ・プレイヤーであり、ロックバンドでよく登場する基本的楽器のすべてを高い水準でプレイすることができます。
ソロアルバムの中には、すべてのパートを自分一人でこなしたものも存在するほどです。
私個人の思い出でいえば、エリック・クラプトンの来日コンサートを観にいった歳、アリーナの最前列に近かったのですが、位置的にはステージに向かって左寄りでした。
ちょうど、目の前にオルガンを弾くウィンウッドがいた感じです。
間近でウィンウッドの姿を見ることができ、感慨に浸りました。
ウィンウッドの演奏における腕前は、当然素晴らしいものがありますが、やはりインパクトがあるのは、そのボーカルですね。
恐ろしいほどに高いキーを臆することなく思いっきり声にしてくれます。
年齢を重ねた今も、そのボイスが変わらないところがすごいな!と、実感します。
どうか末永くお元気で、ますます活躍してほしいアーティストの一人です。