映画、『ボヘミアン・ラプソディ』が、非常なヒット作となっていますが、記憶を辿ってみると、このブログでは、まだクイーン関連のことに触れていなかった気がします。
世代的にいうと、クイーンはといえば、リアルタイム真っ只中で見聞きしてきたアーティストでした。
今回は、そんなクイーンにまつわる出来事から、フレディ・マーキュリー追悼コンサートのことを書いてみたいと思います。
フレディー・マーキュリーが亡くなり、クイーンのメンバー、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンの3人が中心となり、1992年4月20日のこと、ロンドンはウェンブリー・スタジアムで開催されたのが、このコンサートでした。
様々なゲストが登場し、その顔ぶれは豪華そのもの。
圧巻のラインアップでした。
私はといえば、当時レーザーディスクで購入し視聴したわけですが、いまやレーザーディスクも姿を消したと言っていい時代となりましたね。
フレディー・マーキュリーを偲び、スーパースター達が入れ替わり立ち替わりステージを飾ってゆく様は圧巻でした。
そんな中、私なりに、これがベスト・テイクだ!と実感したのは、ジョージ・マイケルによるSomebody to Loveでした。
フレディー・マーキュリーが歌った作品をこれだけのハイ・クオリティーな出来映えにして見せるジョージ・マイケルの才能を思い知り、彼を見る眼が変わったほどでした。
また、ザ・ロンドン・コミュニティ・ゴスペル・クワイアーの存在が、実にいい味を出していますね。
シンガーとしてのジョージ・マイケル。
これだけ完璧に歌える人は、なかなかいないと思います。
そんなジョージ・マイケルも2016年12月25日には、帰らぬ人となっています。
53歳の生涯でした。
今宵は、このナンバーを聴きながら、一日の終わりにしたいと思います。