このブログにおいて、何度かボブ・ディランのことも取り上げてきました。
ノーベル文学賞に決まりましたね。
ちょっとしたサプライズではあります。
いろいろな意味で。
まずは、おめでとう!と、言っておきたいと思います。
ビートルズ、とりわけおそらくはジョン・レノンが大きな影響を受けたボブ・ディラン。
反体制とか反戦とか・・・そういう薄っぺらい言葉でディランを語りたくはないのですが、少なくとも体制側とは一線を画す存在であったことは間違いないかと思います。
権威とか栄誉とか、ちょっとボブ・ディランとは無縁のようにも感じるのですが、文字通り「時代は変わる」ということでしょうか。
ボブ・ディランが放つ言葉には、非常に強いメッセージ性がありつつ、文学的であり哲学的であり、まさにディランワールドといっていい孤高の世界だったように思います。
私も、ライブにおいて何曲かボブ・ディランのナンバーをレパートリーにしておりますが、声に出してみると見えてくる世界観が楽曲に共通して漂っていると実感します。
そうそう、ボブ・ディランとビートルズといえば、ジョージ・ハリスンが主催したバングラデシュコンサートでも共演がなされましたね。
時代を超えて語り、歌い継がれるであろうディラン・ソングス。
いつまでもお元気で活躍してほしいと願っています。
来年のノーベル平和賞は、ポール・マッカートニーですか??
Congratulations, Bob Dylan!