FROM THE BEATLES 60年代 70年代 ロックの森

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ビリー・ジョエルには名曲がいっぱい/その中からあえてこの曲を選んでみる

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ビリー・ジョエルが、日本におけるラジオのヒットチャートを賑わした頃は、随分と昔になってしまった。
当時、日本の音楽シーンではサザン・オールスターズなどがチャートの上位を狙っていたことを思い出す。
ピアノマンでありシンガーであり、ソング・ライターでもあるビリー・ジョエルには、数え切れないほどの名曲がある。

一般的に人気大な曲といっても複数以上あり、どれをチョイスすればよいかは迷うところだ。
そんな中、今回はビリー・ジョエルの代表曲とは言われないであろう1曲に触れてみたい。
1977年にリリースされたアルバム、The Stranger(ストレンジャー)に収録された曲である。
The Strangerというアルバムは、当時の音楽レコードがそうであったように全編を通して約40分強となっており、この長さからも時代を懐かしむことが出来る。

さて、このアルバムに収録されている1曲にShe's Always a Woman(シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン)という作品がある。
ビリー・ジョエルの中でも小品と言ってもよさそうだが、著者はこの曲がそこはかとなく好きである。
静かに響いて来るビリーの歌声が心地よい。

この曲は、当時ビリー・ジョエルの妻であったエリザベス・ウェバーのために描かれたものだという説もあり、おそらくそれは真実であろう。
バラードと言われることもあるが、どう種別するか?よりも、好きか嫌いか?の方が著者にはしっくり来る。
優しく切ない楽調にあって、歌詞は女性の内面を歌っており、それでも彼女しかいないという男の歌だ。
男女の仲といえば、大概は良いことばかりではないであろう。
それでもこの人しかいないという感情は、今の著者にとっては尊いものに思えるのだ。

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