ジミ・ヘンドリックスとストラトキャスター

JimiHendrix

9月も中旬へと差し掛かりました。
この時期になると、ふと聴きたくなるのがジミ・ヘンドリックス。
60年代のロックシーンを語るとき、欠かせない存在だと思います。

その生涯は謎めいていて、考えようによっては悲劇的でもあった。
ジミ・ヘンドリックスが生きた証を検証し、その人生を振り返ってみるならば、どれだけの文字数が必要になるのでしょう。

今回は、ジミ・ヘンドリックスの深い部分にはあえて触れず、ごく単純にギターのことを書いてみたいと思います。

ジミ・ヘンドリックスといえば、その使用していたメインのギターは、ストラトキャスターだと言っていいでしょう。
お馴染みのスタイルではありますが、右利き用のギターをレフティーで弾くという独特のやり方。

どうにもストラトキャスターという機材は、ギタリストを虜にしてしまう魔性を秘めているようです。
ジミ・ヘンドリックス以降にも、ストラト使いの名手は、多々世に出ていますし。

ストラトキャスターをいかに良いトーンで鳴らすか!
これが、いわゆるストラト使いが探求してやまない部分ではないでしょうか。

かくいう私も、ストラト道に足を踏み入れたわけですが・・・。

ストラトキャスターというギターは、弾き手によって、いかようにも表情を変える。
繊細な調べを醸し出すこともあれば、暴れ馬のような悲鳴を発することもある。

ダメな弾き手であれば、まったく期待に応えてくれない・・・。
弾き手を選ぶギターと表現したら、言い過ぎでしょうか。

さて、ジミ・ヘンドリックは、その大胆なパフォーマンスで聴衆を魅了し、アクロバティックな演奏も披露していますが、実はストラトキャスターが持つ本物のところのトーンを出していたギタリストだったと、私は思うのです。

たとえば、上手にエフェクターを使い、お化粧をほどこすような綺麗なものではない。
ジミ・ヘンドリックスが発するサウンドは、ストラトキャスターそのものが唸りをあげているかのよう。

これは、すごい魅力だと思います。

アクロバティックのように見えて、実は王道を行っている。

ストラトキャスター。
もしかしたら、突き詰めていけば、やがてジミ・ヘンドリックスのトーンへと戻るのかもしれません。

それにしても、このギターが持つ魔性とは、まったくもって底が知れません。

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