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パティ・ボイドと彼女にまつわる名曲たち

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パティ・ボイドのことを書いてみたいと思います。
パティは、1944年3月17日生まれ。
モデル、写真家として活動していたことでも知られています。
パティの人生とは、ある意味数奇なものと言えるかもしれません。
そんな彼女がいたからこその事実があるのも確かで。

パティは、ビートルズファンの間では有名なように、ジョージ・ハリスンの妻でした。
最初の出会いは、ビートルズの映画において、ファンの女学生という設定で出演していたことだとされています。

パティは、ジョージとの愛を育みますが、やがて、ジョージの親友であるエリック・クラプトンと結ばれてゆくことに。

ジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンの友情関係は、生涯続きますが、こういう出来事があったのに、絆が崩れないとは、凡人の私には、想像することさえ難しいものがあります。

さて、パティがいたからこそ、この世に生まれた名曲は数多くありますね。
ジョージがパティを想ってつくった作品もあれば、エリック・クラプトンが奏でたものもある。

有名どころの一例だけをあげても、ビートルズ時代のSomethingがそうであり、解散後にレコーディングされたIsn't It a Pityもそう。

エリック・クラプトンの方はといえば、Laylaに関しては、熱情的過ぎるほどに直球だし、Wonderful Tonightも、パティとの時間を描いたもの。

人生の不思議だなと思うのは、ジョージがパティを想って書いた曲を、後年エリック・クラプトンが演奏していることですね。

このIsn't It a Pityは、ジョージがパティに別れを告げたナンバーだとされています。
それをエリック・クラプトンが奏でる。
人生の妙と申しましょうか。

ピティとパティ。
ジョージとしては、かなり踏み込んだ命名だったのかもしれません。

それにしても、パティ・ボイドという女性は、ミュージシャンではないにしろ、ロック史にどれだけの影響を与えたのか。
これも一個の歴史だと思います。

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