ケイト・ブッシュとビートルズ

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ケイト・ブッシュ(1958年生まれ)は、数あるアーティストの中でも、真の天才性をもったカリスマだと思います。

1977年に、デビュー・シングルとして発表した「嵐が丘」が、爆発的なヒットを記録しますが、メジャー・デビューに至るまでの道は、平坦ではなかったようです。

とにかく、自ら制作した音源を持ち込めば、ことごとく無視にも近い駄目だしの嵐だったとか・・・。

そんなケイト・ブッシュの才能を見いだしたのが、ピンク・フロイドのデビッド・ギルモアでした。

やはり、天才を見抜くには、受け入れる側も天才である必要があるという証左でしょうか。

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ゴールデンスランバーは物語のはじまりであり終わり

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アビーロードのB面に収録されたゴールデンスランバー(Golden Slumbers)。
ほんの数分で終わってしまう、作品ですが、印象的なピアノのイントロから入り、思いのたけを乗せたようなポール・マッカートニーの歌唱が、非常に心を打つ作品です。

まさに、歌い上げるという感のあるポール・マッカートニーのボーカルが印象的で、短い作品にも関わらず、壮大なナンバーに思えてくるから不思議です。

このゴールデンスランバーが生まれるいきさつは、一冊の絵本にあったと言われています。

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今宵の1曲 レイン ’Rain’

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私が住んでいる地域は、ここ数日雨降りです。

ただ、土砂降りというわけではなく、降り続くわけでもなく。

いわゆる降ったりやんだりと・・・。

出かける際には、傘を持つかどうか?ちょっぴり悩んだり。

そんな夜には、この曲を。
レイン!
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サムシング 味わい深いギター・ソロ

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サムシングといえば、ジョージ・ハリスンの代表作と言っていいでしょう。

あるいは、ビートルズの中においても、最高に美しいラブ・バラードの一曲と呼べるかもしれません。

このサムシング。
歌い出しからC系のコードの変化が続きます。

それがまた、実に奥深い味わいを演出しています。

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今宵の1曲 エヴリー・リトル・シング The Beatles For Sale

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夏から秋へとうつろいゆく季節。

こんな夜は、初期のビートルズを聴いて、エネルギーをもらおう!なんて、思ったりもします。

1964年12月4日にリリースされた、「ビートルズ・フォー・セール」は、非常に気持ちのよいアルバムだと実感します。

とにかく、全体的にバックボーカルが生き生きとしていて、ハーモニーが気持ちいい!

そんなフォー・セールから、今宵は、「エヴリー・リトル・シング」を取り上げてみたいと思います。

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アビーロードをチャート1位から蹴落としたアルバム

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ビートルズ、事実上最後のアルバムとなったアビーロード。

全体を通じて、素晴らしい構成力と楽曲の魅力が際立っている作品だと思います。
とりわけ、B面の出来映えは、ロック史において、永遠に語られるであろう名演ではないでしょうか。

あたかも、今にも消えようとする蝋燭の炎が、最後の輝きを放つかのように。

名盤アビーロードは、長期にわたり、ヒットチャートの1位に君臨していました。

そんな不朽の名作アビーロードをチャート1位から蹴落としたアルバムが登場します。

それは、新人バンドとも言っていい新進気鋭のキング・クリムゾン、そのデビューアルバムでした。

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今宵の名曲 ユア・マザー・シュッド・ノウ ”Your Mother Should Know”

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1967年11月27日にリリースされたビートルズのアルバムが、マジカル・ミステリー・ツアーです。
テレビ映画のサウンドトラック盤という位置づけでもある同作ですが、ビートルズの作品にあって、最高傑作とか珠玉の名作という表現はされない一枚かと思います。

ただ、挿入された個々のナンバーに耳を傾けていると、実に良い作品が数多く収録されていることを実感します。

そんな隠れた名作、マジカル・ミステリー・ツアーの中でも、特に地味なほうに属する曲について、今回は触れてみたいと思います。

ユア・マザー・シュッド・ノー ”Your Mother Should Know”

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クリームの登場が与えたロック・シーンへの衝撃

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エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーの3人により、クリームが結成されたのは、1966年のことでした。

ビートルズの時代でいうと、ちょうどアルバム「リボルバー」の頃だと言っていいでしょう。

クリームは、それまでのロックあるいはポップシーンの常識を覆すようなプレイを見せ、特に、そのライブ・ステージは驚愕するようなものでした。

くしくも、ビートルズが、ライブ活動から身を引いていった時期に、超絶な演奏を得意とするクリームが出現したことは、その後のロック・シーンの変化を予見させるものだったように思えます。

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