Toru Yodaの記事
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ヘルプにおけるビートルズ初めての試み
2015/8/29
ビートルズのヘルプというアルバムは、私にとって特別な意味をもっている・・・ということを以前書きましたが、そういったことを抜きにしても、実に興味深く、各作品が生き生きとしている名盤ではないでしょうか。 ...
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オール・シングス・マスト・パスに漂う無常感
2015/8/28
平家物語。 あのあまりにも有名な序、祇園精舎の語りでは、こう謳われています。 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす」 また、鴨長明の方丈記では・・・ 「行く ...
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ビートルズと言葉のパワー
2015/8/28
ビートルズの魅力は?といえば、それはもう、数え切れないほどのものがあると思います。 おそらく、語り尽くすことなど、誰であっても不可能ではないでしょうか。 そんなジレンマを抱えつつ、私としては、その断片 ...
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リボルバーという奥深くも怖ろしきアルバム
2015/8/26 リボルバー
1966年8月5日にリリースされたビートルズのアルバム『リボルバー(REVOLVER)』。 このアルバムに関して、私は、これからも何度となく書き、格闘してゆく必要がありそうです。 それほどまでに、この ...
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アルバム『ヘルプ!』で人生が変わった
2015/8/19
音楽好きな方々であれば、おそらくは、特別なアルバム、この一枚!というものを持っていらっしゃると思います。 これも出会いですよね。 私にもあります! 他に、どんな名盤があろうとも、忘れられない一枚のアル ...
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ジェフ・ベックとビートルズ
2015/8/18
ジェフ・ベックといえば、究極のギター小僧!と申しますか、とにかくギターで表現できることは、何でもやってしまう!というイメージがあります。 もう、本当に人生そのものがギターなんでしょうね。 このジェフ・ ...
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NOWHERE MAN(ひとりぼっちのあいつ)は、ジョン・レノン自身の投影か
2015/8/17
1965年12月3日にリリースされたビートルズのアルバム、『ラバー・ソウル(Rubber Soul)』。 そのA面4曲目に収録されているのが、NOWHERE MAN(邦題:ひとりぼっちのあいつ)です。 ...
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エリック・クラプトンとジョージ・ハリスンの間を行き来したレスポール 『ルーシー』
2015/8/16 エリック・クラプトン
ホワイト・アルバムにおいて、ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープスの収録にあたり、ジョージ・ハリスンが、エリック・クラプトンを招いたという話は、これまでにも触れてきましたが、その際に、エリッ ...
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アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』の発表と正式名称について
2015/8/16
『ザ・ビートルズの誕生はいつか?』とういことを考えはじめると、話が長くなりますが、こと『アルバム・デビュー』という言い方をするならば、1963年3月発表の『プリーズ・プリーズ・ミー(Please Pl ...
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ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープスとジェフ・ヒーリー
2015/8/16
ホワイトアルバムで画期的だったことの一つは、ジョージ・ハリスンが、自らの楽曲でのギター・プレイを親友であるエリック・クラプトンに任せたことではないでしょうか。 ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウ ...
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ビートルズとエピフォン・カジノ ジョン・ポール・ジョージが選んだギター
2015/8/15
ビートルズを語るとき、あまりにも多くのことがあり過ぎて、話が止まらなくなった!という経験をお持ちの方々もいらっしゃることと思います。 ただ、話の内容、その比重的には、彼等の使用楽器については、さほど多 ...
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ドラマーとしてのリンゴ・スター
2015/8/15
ビートルズにおけるリンゴ・スターのことを考えるとき、長い間私は、バンドの潤滑油的存在というイメージというか、先入観を持っていました。 ジョン・レノンとポール・マッカートニーという強い個性と絶対的な存在 ...
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デビッド・ギルモアとポール・マッカートニー
2015/8/14
ビートルズに、バンドとしての危機が訪れ始めた頃、くしくも、新しいロックの波を創造するかのような、独創的なバンド達が、続々と現れてきます。 ピンク・フロイドもそのひとつ。 シド・バレットが中心となって織 ...
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イエスタデイの'F'
2015/8/14
世代と申しますか、それぞれ生まれた時代が違っても、ビートルズが大好き!という人達が沢山いますね。 『不滅、不朽』という言葉がありますが、ビートルズ・ナンバー達は、世界中で永遠に愛されてゆくことでしょう ...
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ピーター・ガブリエルとストロベリー・フィールズ・フォーエバー
2015/8/13 ピーター・ガブリエル
1960年代も後半になると、様々な実験的バンドあるいは、革新的なサウンドを駆使するアーティストが登場してきます。 たとえば、キング・クリムゾンやピンク・フロイドも代表的な例だと思います。 そんな中、ジ ...