戦慄奔る希代の名盤 キング・クリムゾンが放ったレッド


キング・クリムゾンと申しますと、あまりにも有名なのは、やはりあのファースト・アルバム’In The Court Of The Crimson King’邦題「クリムゾン・キングの宮殿」かと思います。
今時の表現をすれば、神アルバム。
幾多の衝撃作を発表したキング・クリムゾンですが、あえて私なりに、この1枚!ということで選べば、’Red’(レッド)をチョイスしたいと思っています。

1974年9月27日にリリースされたレッドは、ロバート・フリップ、ジョン・ウェットン、ビル・ブラフォードをメンバーとしたセットでの最終章と言うことができます。

とにかく、壮大な世界、宇宙を感じさせるアルバムです。

どのナンバーも危機感迫る圧倒的な存在感で迫ってきます。

このアルバムを象徴しているのは、裏ジャケットであるかと。
まさに、メーターがレッドゾーンまで振り切っている。

最後のナンバーとして収録された’Starless’(スターレス)は、まさに暗黒の世界を描き切っています。

前述したように、核となるメンバーは、ロバート・フリップ、ジョン・ウェットン、ビル・ブラフォードの3人ですが、このアルバムでは多彩なゲストも参加しています。

たとえば、イアン・マクドナルド、デヴィッド・クロス、メル・コリンズなど・・・。

叙情性を内包すると同時に、圧倒的な音圧で迫り来るサウンドは、後年のヘビー・メタルに通じていく何かをも感じさせます。

鬼才達による夢の共演。
ロック界のみならず、音楽史に残る名盤中の名盤。
私は、そう思っています。

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