ミスター・テレキャスター ロイ・ブキャナンというギタリスト

Roy Buchanan

あくまで一般的にいえば、名ギタリストと言われて思い出すのは、たとえば「3大ギタリスト」と呼ばれる、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジなどかもしれません。
あるいは、ジミ・ヘンドリックスやデュアン・オールマンをあげる人々もいることでしょう。
今回は、それほど日本では爆発的な人気にはならかなったものの、文字通りギター職人的な存在、ロイ・ブキャナンのことを多少書いてみたいと思います。

私が、ロイ・ブキャナンのプレイに初めて触れたのは、中学生時代のことでした。
そのテクニック、表現技法には圧倒されたものです。

個人的に、好きなギタリストの多くは、ストラトキャスター使いなのですが、ロイ・ブキャナンといえば、テレキャスターが代名詞のようなものですね。

率直に言って、テレキャスターとは、好き嫌いが分かれるモデルだと思います。
ただ、似合う人には似合うし、似合わない人には似合わないという、セレクトするのが難しいギターでもあると、個人的には思っています。

ロイ・ブキャナンには、テレキャスターが、実にフィットしていた。

その人生は、短いものでしたが、幾多の名演を残してくれました。
たとえば、代表曲といえば、やはりこれでしょうか。

テレキャスターが、実によく泣いていますね。

当時、何かの雑誌で読んだのですが、ロイ・ブキャナンの場合には、ギター側のボリュームを限りなくゼロに近づけるのだそうです。
それが、テレキャスターを鳴らす極意だと。

要するに、ギター側の出力を下げ、アンプ側で増幅したほうが良いということでしょうか。

おそらく、私がテレキャスターを持つことはないと思っています。
理由は簡単で、きっと似合わないから。

でも、逆に羨ましくも思うのです。
テレキャスターが似合う人が。

ロイ・ブキャナンは、その希有な一人でした。

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