YES(イエス)とプログレッシブ・ロック


私自身は、音楽のジャンル分けをすることに、さほどの意味があるとは思っていないのですが、60年代後半~70年代にかけて、プログレッシブ・ロックと呼ばれるバンド達が登場し、一世を風靡したことは事実です。
その代表格ともいえるイエスですが、レコードデビューを果たしたのは、1969年のこと。
しかし、結成当時は、プログレ色はなく、本格的にイエスがブレイクするのは、1970年代のことになります。

とりわけ、彼等の存在を確固たるものにしたのは、1971年に発表された4作目のアルバム『 Fragile(邦題:こわれもの)』と、1972年発表の5作目『Close to the Edge(邦題:危機)』だと言っていいと思います。

今、改めて聴いても、この2作品は、まさに名盤。
曲づくりもそうですが、演奏に凄みを感じます。

イエスは、活動開始時から数人のメンバー交代を行い、上記の2作品を発表した際には、次のような顔ぶれとなっています。

ジョン・アンダーソン(ボーカル)
クリス・スクワイア(ベース)
ビル・ブルーフォード(ドラム)
スティーヴ・ハウ(ギター)
リック・ウェイクマン(キーボード)

どのメンバーも、凄腕であり、個性派ですね。

つい先日のこと、私は久しぶりにアルバムのタイトル曲でもあるClose to the Edgeを聴きながら、横になっていました。
あらゆる部分で、聴き所が多く、いまでも圧倒されます。

大作ですが、たとえば、ビル・ブラフォードのドラムだけを追ってみても、楽しめる。
どうして、こんなドラムが叩けるのだろうか?とさえ、思います。

イエスの特長は、それぞれのトップ・ミュージシャンが、個性をさらけ出しながらも、どこかでバンドとしての調和を保っているという部分のように、私には思えます。

何度聴いても、新しい発見がある。
それが、イエスというバンドでしょうか。

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