ヴィーナス・アンド・マースに漂うそこはかとなき哀愁


ウィングスのアルバムであるVenus And Mars(ヴィーナス・アンド・マース)。
そのアルバムタイトルになったナンバーは、冒頭、A面1曲目から登場してきます。
非常にメローで、印象的なギター音からはじまる神秘的なナンバー。

実は私、このナンバーがどうしても好きで、若かりし頃の思い出が蘇ってくる作品でもあります。
当時のことが、絵となって浮かんで来るような思いに至ります。

歌詞はといえば、かなり抽象的で、いろいろな解釈が出来るかと思います。
ただ、あえて素直に読めば、これからステージのはじまりだ!ということで、周囲に鏤められているライトの灯りを星達に例えているという読み方も出来そうです。

一般的には、このヴィーナス・アンド・マースと続いて出て来るロック・ショーがセットのように扱われており、そういった展開を見聞きするにつれ、ポール・マッカートニーは、本当にバンドをやりたかったんだな!という思いを抱きます。

ヴィーナス・アンド・マースが、ヒットチャートに登場してきた時代は、まだラジオが主流でした。
思えば、あの頃と今では、いろいろなことが変化した。

時代は変わる。
それを受け容れつつ、過ぎし日に思いを馳せる。

まさに、オール・シングス・マスト・パスですね。

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