ジョンとポールのハーモニーが躍動する初期作品 There’s A Place(ゼアズ・ア・プレイス)

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ビートルズのデビューアルバム『Please Please Me(プリーズ・プリーズ・ミー)』のB面6曲目に収録されたナンバーが、『There’s A Place(ゼアズ・ア・プレイス)』です。
マッカートニー=レノンによる作品ですが、ビートルズ・ナンバーの中にあっては、あまり話題になることも多くないナンバーかと思います。
楽曲として、まず私が印象的に思うのは、ジョンとポールのハーモニーが、非常に生き生きとしているなー!という点です。

ほぼ、ツインボーカルと言っていい作品だと思いますが、ジョンが主旋律、ポールが持ち前のハイトーンでコーラスを挿入していると表現したほうがいいでしょうか。
時にポールは、オクターブユニゾンでも歌っており、ボーカリストとしての才能をいかんなく発揮しています。

たとえばブリティッシュロックによくありそうな題名ならば、『There’s No Place』のほうが、私なんぞはしっくりくるのですが、ビートルズは「行くところがあるんだ」と歌っています。
ただ、その行くところとは・・・自分の心の中であり、一人きりでいられる場所。
そんな風な歌詞が綴られています。

ただ、一人きりになって、自分の殻に閉じこもってみても、想像しているのは「君のこと」、彼女の仕草などを想っているというのです。
このへんが、実に初期のビートルズらしい世界ですね。

ちょっぴりせつない中にも、どこかに灯が見えるような世界観。
プリーズ・プリーズ・ミーの時代における特徴のひとつと言ってもよさそうです。

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