A Taste of Honey(蜜の味)が嫌いだったジョン・レノン?

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ビートルズのデビューアルバム、プリーズ・プリーズ・ミーのB面5曲目には、カバー曲が挿入されています。
『A Taste of Honey(蜜の味)』
このナンバーは、ブロードウェイミュージカル用につくられたもので、多くのミュージシャンがカバーをしています。
曲調的には、ビートルズにあって、かなり異色とも感じられるチョイスだと、私には思えます。

真偽のほどは定かではありませんが、このナンバーをレパートリーとしてビートルズが取り上げたのは、ドイツ、ハンブルクをまわっていた際に、ロックをあまり好まないファンもいたことが理由だともされています。
ただ、ポール自身は、こういったナンバーも好きだということで、リードボーカルを担当していますね。

ポールの場合は、少年時代からジャズにも親しんでおり、幅広く音楽を受け入れる素養があったのかもしれません。

ただ、根っからのロックンロール気質をもつジョンにとっては、このナンバーは好きになれなかったようです。
まだ、売り出す時期で、ジョンとしてはファンのために我慢して演奏をしていた・・・ということでしょうか。

ジョンらしい逸話があります。
後年ジョンは、自身のライブにおいて、『A Waste Of Money』と替え歌にして歌っていたそうです。
直訳すると、金の無駄遣い・・・。

いやいや、ジョンという人は、愛すべき皮肉屋さんですね。
そういうところが、私も大好きなのですが。

ジョンは、ポールがつくったナンバーでも、好きなものは好き!ダメだと思うものはダメ!と、直言できる人でした。
だからこそ、ポールもジョンをずっと信頼し、必要としていたのかもしれません。

ある意味、このカバーは、デビューアルバムだからこそ実現したテイクと言えるかもしれません。

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