「悲しみはぶっとばせ」 ジョン・レノンとボブ・ディラン

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多くのアーティスト達に影響を与え続けたビートルズですが、もちろんビートルズ以前の時代もあったわけで、彼等自身、自分達のサウンドを確立し進化させるために、多くのアーティストから吸収するものもあったことでしょう。

たとえばジョン・レノン。
おそらく好奇心旺盛な人だったのだろうな・・・と、私は推測しています。

エルビス・プレスリーをはじめ、いろいろな人のスタイルに触発され、それを自分流に表現していった。

たとえば、ジョンがどんなものから影響を受けたのか?は、ソロになってからの「ゴッド」の歌詞から想像することができます。

ジョン・レノンは、ゴッドの中で、権威があるとするものすべてを否定していきます。
裏返せば、それだけジョンの脳裏に棲んでいた人々の名前だったと言ってもいいでしょう。

そのゴッドの中に登場する一節に、こんな部分があります。

「I don’t believe in Zimmerman」

Zimmermanとは、ボブ・ディランのこと。

ビートルズ、特にジョン・レノンは、その詩作において、ボブ・ディランに大きな影響を受けていたと言われています。
そのことは、ジョン自身が認めており、ボブ・ディラン風につくったナンバーが、「You’ve Got To Hide Your Love Away(邦題:悲しみはぶっとばせ)」だそうです。

たしかに、アコースティックギターを前面に出した曲想で、詩の部分でもボブ・ディラン風味を味わうことができます。

実は、私こと、このナンバーがお気に入りで、ギターを覚えはじめた頃、さっそく弾けるように!と、がんばった思い出があります。
ギターを弾きながら歌うという所作に、とってもしっくりくるナンバーだと、今でも思っています。

ビートルズを今後も語っていくとき、やはりボブ・ディランのことをもっともっと知っていきたい。
そんな思いに駆られています。

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