ポール・マッカートニーが「ブラックバード」に込めた意味

USA - Music - 2009 Coachella Music Festival - Day 1
ブラックバードといえば、ご存知アルバム「ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)」に収録されたナンバーですね。

この曲を語るときには、どうしても、あのアコースティックギターの響きを忘れることは出来ません。

ビートルズが大好きな人で、ご自分で弾き語りをされるとき、ついつい挑戦したくなる1曲ではないでしょうか。

さて、私は子どもの頃、純粋な疑問を抱きました。
「ところで、ブラックバードって、どんな鳥なんだ?」と・・・。

学術的には、スズメ目ツグミ科に属する鳥だそうで、具体的には、クロツグミ、クロウタドリのことで、ムクドリモドキ科のハゴロモガラスもブラックバードと呼ばれているそうです。

また、実際の英語活用においてブラックバードは、黒人の俗称として使われているとも言われています。

ポールが奏でる美しい旋律と、夜を思わせる詩の世界。
そこには、鳥になぞらえつつ歌われる黒人女性への思いがあったようです。

そのことは、ポール自身が「黒人女性の人権や解放について歌ったものだ」と、語っているそうです。

光なき闇の世界に封じ込められて生きてゆくことを余儀なくされた人々。
囁かれる声。

ブラックバードの歌詞の中には、こんな一節が出てきます。

All your life
You were only waiting for this moment to arise

人生のすべてをかけて・・・
この時が来ることを待つばかりだった・・・

闇黒の世界に一筋の灯を見出し、そこへ向かおうと羽ばたきをはじめるブラックバードの気配が感じ取れます。

私が、このナンバーを初めて耳にしたのは中学生の頃。
やはり、そのときには、ギターの弾き方、その響きなどに、気持ちが行っていました。

ジョンが表現する詩の世界は、非常に意味深で奥深いものがありますが、ポールの詩も、しっかりと振り返ってみれば、発見すること、教えられることが、実に多いですね。

目をとじて、詩の世界に浸り、ゆったりと曲の調べに身を委ねてみる。
また、新しい発見に出会うかもしれません。

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