ビートルズをスターダムへと押し上げた男 ブライアン・エプスタイン

Brian Samuel Epstein
主にキャバーンクラブでライブ活動をしていたビートルズ。
どの世界でもそうですが、いくら才能があっても、何らかのきっかけと、ちょっとした運がなければ、スターダムにのし上がることはできません。

ビートルズが、レコード業界で大成功を収め、世界的なバンドとして有名になっていくには、ブライアン・エプスタインの存在が必要だった。

ブライアン・エプスタインは、「ビートルズのマネージャー」という言われ方をよくされますが、まずはじめに、この「マネージャー」という言葉に対する、日本人と海外の人々との捉え方に大きな違いがあると思うので、そこから、若干触れてみたいと思います。
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ジョージの隠れた名盤 「Extra Texture(ジョージ・ハリスン帝国)」

Extra Texture
「隠れた名盤」という表現が適切か?は、迷うところですが、これまで受けてきた評価以上に素晴らしい出来映えだ!という意味で、ジョージ・ハリスンのアルバム「ジョージ・ハリスン帝国」について、触れてみたいと思います。

1975年9月に発表されたこのアルバムは、A面、B面に、それぞれ5曲が収録され、アルバムとしても個々の作品を取り上げても、極上の出来映えになっています。

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ストロベリー・フィールズ・フォーエバーの幻想性 お伽話のような世界

Strawberry Fields Forever
ビートルズのメンバー達が生まれ育ったリバプール。
その郊外にあった戦争孤児院がストリベリーフィールドです。

孤児院としての役割は終えていますが、いまだに門壁等は残っており、ビートルズファンにとっての観光スポットのひとつになっています。

ジョンの傑作ともいえるストロベリー・フィールズ・フォーエバーは、間違いなく、この孤児院をモチーフに創られたものでありましょう。
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『夢の人』で聴けるトリプル・ギター 貴重なナンバー

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邦題:『夢の人』こと、I’ve Just Seen A Faceは、レノン&マッカートニー作品として、アルバム・ヘルプに収録されているカントリー・フォーク調のナンバーです。

実は、私、この曲が大好きでしてね。

短い展開の中に、とても吸い込まれる展開、ドラマ性を感じるのです。

ヘルプには、沢山の素晴らしいナンバーが収録されていますが、この夢の人が入っていることで、他のナンバーの魅力もさらに拡がり、良きスパイスになっているように思います。

このナンバーの貴重性は、その演奏にもあります。
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レット・イット・ビーは、ポールが見た夢から創られた 母の愛

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レット・イット・ビーが発表される前後は、ビートルズにとって非常にハードな日々だったことでしょう。

もちろん、ポールも例外ではありません。
もしかしたら、最も苦悩していたのがポールかもしれない・・・。

ポールは、当時の状況を振り返り、ジョンとの関係が緊迫していたことを認めています。

そして、ある日のこと、夢の中に、亡くなってから10年も経つお母さんが出てきたのだそうです。
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ジョン・レノンの真骨頂 アイ・アム・ザ・ウォルラス

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アルバム『マジカル・ミステリー・ツアー』は、ヒット間違いなし!という作品が宝石箱の中に鏤められているようです。

実際、シングルカットされた曲も多く、ある意味、サージェント・ペパーズとは違った意味で、ビートルズを代表する作品のひとつではないでしょうか。

そんな名盤の中にあっても、激しい衝動感に誘われるナンバーといえば、アイ・アム・ザ・ウォルラス。

これはまさに、ジョン・レノンの真骨頂。
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マジカル・ミステリー・ツアーは死後の旅をも意味していた

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アルバム『マジカル・ミステリー・ツアー』は、実に様々な角度からアプローチできるし、聴く人々によって、その評価も異なるものかと思います。

また、フィルム化もされていることが、むしろ好き嫌いを分けてしまう要因になっているのかもしれません。

率直に言って、私は、このアルバムが・・・好きです!

超現実的な世界観は、当時の世相をよく顕していて、それでいて遠い未来へぶっ飛んでいる。

画期的な試みだと思います。
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