エリック・クラプトンとジョージ・ハリスンの間を行き来したレスポール 『ルーシー』

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ホワイト・アルバムにおいて、ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープスの収録にあたり、ジョージ・ハリスンが、エリック・クラプトンを招いたという話は、これまでにも触れてきましたが、その際に、エリック・クラプトンが使用したギターには、物語が潜んでいます。

一般的に『ルーシー』と呼ばれているレスポール。
エリック・クラプトンに弾いてもらうために、ジョージ・ハリスンが用意しておいたもので、このルーシーによって、あの泣きのギターが演奏されることになります。

この一本のギターが、運命に導かれるように、エリック・クラプトンとジョージ・ハリスンの間を行き来することになるのです。

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アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』の発表と正式名称について

please please me
『ザ・ビートルズの誕生はいつか?』とういことを考えはじめると、話が長くなりますが、こと『アルバム・デビュー』という言い方をするならば、1963年3月発表の『プリーズ・プリーズ・ミー(Please Please Me)』であるとして間違いはないと思います。

ジャケットになっている写真は、当時のEMI社の吹き抜けで撮影されたスナップが採用されており、あの時代としては画期的なことでした。

また、このファースト・アルバムの正式名称をきちんと書くと・・・
‘Please Please Me / with Love Me Do and 12 Other Songs’
という長いタイトルとなります。

ちょっと違和感を覚える方々もいらっしゃると思いますが、当時としてはよくあるパターンで、たとえば、アルバム・タイトルを見ただけで、ある程度の時代を推定することが出来るというもの。

要するに、プリーズ・プリーズ・ミーとラヴ・ミー・ドゥその他12曲・・・という書き方で、全14曲収録であることが、すぐに分かります。

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ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープスとジェフ・ヒーリー

Eric-Clapton-and-George-Harrison
ホワイトアルバムで画期的だったことの一つは、ジョージ・ハリスンが、自らの楽曲でのギター・プレイを親友であるエリック・クラプトンに任せたことではないでしょうか。

ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープスで、エリック・クラプトンが奏でたサウンドは、以降『泣きのギター』の代名詞として、名演としてロック史に刻まれていきます。

思えば、エリック・クラプトン以前に、チョーキングをしながらビブラートをかけるという奏法をするギタリストはいなかった・・・と、言っていいと思います。

今ならば、アマチュアのギタリストでさえ、当たり前のように使うテクニックが、当時は、驚きをもって迎えられた。

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